1990年に、ガイナックスより発売されたAVG+カードゲーム。
これはPC88で発売されたもの。ここから他機種に移植されました(とはいえ、88以前に最初の試作版?はMSXで作ったものがあったそうですけれど)。
過去にMSX2版をレビューしています→MIGHTYバトルスキンパニック
とはいえほぼ同じゲームなのですけれど。CGの構図が一部異なるほか、グラフィックがハードスペックに合わせて描きなおされていますが。
【バトルスキンパニック 全裸戦士】
発売/開発:ガイナックス
ジャンル:脱衣カードゲーム
対応ハード:PC8801/SR以降
発売日:1990年12月15日
定価:7800円
レーティング:12禁(当時)
MSX版で解説したのでストーリーは割愛。
ついでにシステムも割愛します。
っていうかなんで同じゲームなのに買ったんだよって突っ込まれそうですが、そりゃグラフィックが同じとはいえスペック違いで描きなおされてるんだもん、見たいじゃん、そんなの。
というわけで比較用ほぼに同じグラフィックを掲載してみたり。
でもごめん、手抜きでランチャー付属のキャプチャ機能使ったら、ProjectEggのスカシ入っちゃったので色数が正確じゃなくなってしまった。
MSX版は、カーソルを移動してカードを選ぶ形式でしたが、こちらではテンキーの1~5を押すことでカードセレクトです。
でもこれ結構押し間違える。攻撃3のカードが5の位置にあると、つい5ではなく3押しちゃったり。
ちなみにマウスやジョイパッドにも対応してるんですけどね。現代のジョイパッドで遊べるかどうかは謎ですが。マウスは扱えました。
対戦キャラクターを選んで対戦できる「バトスキファイト」はこのころからちゃんとあります。
実質、ギャラリーモードみたいなものですねー。
手札が酷くなる仕様はこのころから健在。
せめて、全部脱いだ後はもう脱衣カード来ないようにならんかなあw
あと、ラスボスでも問答無用で全快するのもなんとかなりませんか。ほんとこれひどい。すごい戦闘が長時間化する…
グラフィックがすごいのは88版でも変わらず。
16色使ってるMSX版と比較したら、やや色味が単調に見えますが、それもそのはず、これで8色しか使ってないんですよ。
縮小されたサムネイルの状態で見ると、とてもそうは見えないと思います。
いったいどんな脳みそしてたら、8色でこんな綺麗なグラフィックになるんだ…
あ、8色でも陰毛描写は健在でしたw なんだろうこのシモの毛へのこだわり心…。
*ただし、88版は容量の都合なのか、一部キャラクターについて、ポーズや脱衣パターンが同じキャラクターがいたり、他機種とグラフィックが異なるキャラがいたりします。
また、他機種にあるエンディングの一部シーンがこの機種にはありません。
もしこれからバトスキを買おうと考えている場合、特にPC88版にこだわりがなければ、MSX2版かPC98版をおすすめします。
◆スタッフリスト(ヌケあったらすみません)
原作・脚本:みんだ☆なお
キャラクターデザイン・原画:きむら ひでふみ
原画:夢野レイ
作画監督:玉谷 純/高橋 晃一
プログラム:生田雄大
音楽:ノブスケ
グラフィックス:中村 真由美/藤田 武/今井 裕一郎/木島 康貴/小沢 宗明/矢野 元貴/岩淵 道代
製作進行:藤本 弘範/赤萩 修
製作デスク:植田正浩
監修:赤井秀美
プロデューサー:沢村武伺
監督:太田 宏一郎
販売:(株)ブラザー工業/ソフトベンダー武尊
協力:ゼネラルプロダクツ
製作:GAINAX
*画像はすべてガイナックス「バトルスキンパニック 全裸戦士」より
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