【PC/スマホ】桜ノ叙事詩【Unreality】

かつて、およそ500年前の出来事――侵略国家ヴァベルの侵攻を受けた日本。
だがそこに、夜叉丸という若き英雄が現れ、獅子奮迅の大活躍で侵攻を抑える。

そして、最終的に夜叉丸は自分の命と引き換えに、ヴァベルの侵攻を退ける…

そんな、夜叉丸の物語にあこがれる主人公。
時分もそんな英雄になりたいと…、そんなことを考えて…、やがて、教室にいるうちに、時は夕刻になっていた。

そこに、主人公へとラブレターを渡す少女が現れ、晴れて、主人公は伊織という彼女を得ることになる。

そんなある日、伊織へと電話をしようとした主人公だが…
電話に出たのは、「人形が喋った!?」とワケわかんない混乱をする、電波な少女で…
間違い電話をしてしまったかと思い、もう一度電話をかけるも、再度その少女へとつながってしまう。
しかもその少女は、主人公のいる時間より500年も昔の日本にいる、夜叉丸というものだと名乗る…


という、架空の歴史を持つ日本が舞台のノベルゲームです。
主人公は、電話の相手(相手の夜叉丸と名乗る少女からは、持っていた人形から主人公の声が出て通話できているようだが)が夜叉丸だということを、まず疑います。
そりゃそうだ。まず時間を超えて通話なんてありえない、しかも、その相手が、あこがれていた夜叉丸だなんて。

そもそも伝承では夜叉丸は男だということになっている…、なのに、その名を名乗った相手は少女だったなんて。
ましてや、人形に話しかけて…、その人形が喋り返したのにびっくりしてかわいらしい悲鳴をあげちゃうような女の子だったなんて!!

最初は疑う主人公ですが、夜叉丸が事情を持ち自分は少女であることを隠し男として振舞っている境遇に、女っぽい名前を付けられたせいで苦労した自分を重ねたことで、親近感を持ち、そして毎晩彼女と話すことになります。
あと、夜叉丸がおっぱいでかいのもわかったので(超重要)

…伊織に電話しようとしても、夜叉丸につながってしまうため、伊織と話せないのはちょっと残念だけど、まあ今どきメッセージツールとかなんでもあるしなんとかなるから、さほど問題ではないですし。大丈夫、私も配偶者とずっと電話してない(真顔)。

夜叉丸に、歴史ではこうなっているよ、と教えて、彼女の関わる戦闘を勝利に導いたり。
単なる雑談をしたり。
伊織とのデートでどこに行くか、相談に乗ってもらったり…

そんな、彼女との楽しい電話は、ずっと続いていくはずだった。
だけど…彼女は、自分の命と引き換えに日本を勝利に導いた英雄。
そう、彼女の死は、もう決まっていたのです。

死地へ向かうことを決めている彼女を必死に止める…、だけど…

時を超えての愛の物語でした。
500年という長い時を超えても、ずっと変わらぬ景色もある…というのがすごく印象深かった。

しかし、電話が人形が喋り出す、っていう形でつながる、って言うのはちょっと面白かったなあw
伝説の英雄が、毎日人形に語り掛けてる、ちょっと寂しい女の子だった…っていう意外性。

この方の作品は、女の子のセリフが結構ぽんぽんとギャグっぽいものが飛び出してテンポがいいので、ぐいぐい読ませますね。
こういうセンスが私にはないのでうらやましい。

結果的に、主人公と伊織ちゃんもうまくいきそうだしね。
…あの景色が、まだこれからも、100年も200年も、それこそ500年たっても、そのまま、美しい景色のままでありますように。


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*画像はUnreality様「桜ノ叙事詩」より

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