時は遥か未来…。
荒廃した世界…狂気に囚われた男・蘇我満(そがみつる)…。
荒廃した今となっては亡き技術、ロストテクノロジーで作られた、だが未だ自己進化を続けるグレート・コンピュータに、漆黒の戦闘用アーマーを纏った蘇我は訊ねる。
現在-いま-の世界を正すためにはどうすればいいのかと…。
グレート・コンピュータは、とあるリストを出力する。
そのリストには、現在-いま-を変えるため、過去で殺すべき人物が書かれていた。
リストに書かれた順に、過去の人間を殺してゆけば、現在をこのような世界へと変えてしまった、あの忌むべき戦争を防ぐことができるという。
蘇我はリストを持ち、過去へと飛んだ――
そして蘇我が過去で初めて殺めた人物こそ、この作品の主人公たる、只野博士の両親だった。
闇の考古学者である父と、光の考古学者である母――敵たる蘇我と同じく、スーツを身に着けて応戦するが、未来の技術にはかなわず、スーツは破壊されてしまう。
だが母は、いつか我が子が受取ることを信じ、夫が殺される姿を記録し、そのカメラを隠し、そして自分も殺された――
技名は、やや機械的なボイスが再生されます。技名が発声されてかっこいいというより、え、そこだけボイスあるの!?ってびっくりした…、しかも機械的な声だし。
いや機械的(?)なスーツを身につていているのだし、機械的な声でもいいのかもしれませんが。
そして状況は少しずつ変わってゆく…別の組織も立ち上がり、事態は複雑な展開になってゆきます。
…あんまり専門用語の説明などがないのでよくわかりませんが、専門用語は適当に流しても大丈夫です。たぶん。
いつしか、蘇我がこの時代に来てから、20年余りの月日が流れていました。
この、リストの人物を殺害していくという計画も、蘇我の長い月日を犠牲にする、残酷な計画でもあったのです。
それでも蘇我は諦めずに、あの日グレート・コンピュータに指示された通りに、殺戮を行ってゆく…。
だが、その20年余りの時間は、あの日殺された、考古学者の夫妻の息子…只野博士が立派に育つには十分な歳月でした。
そして、KJ団という組織の統帥となった蘇我と、復讐を迷いつつも、いよいよ蘇我と戦う機会を得た只野博士――
両親の時代より改良されているとはいえ、まだまだ蘇我のものよりスペックでは劣る、只野のスーツ…、だが、只野のスーツは意思を持つインテリジェントスーツでもありました。
スーツの導き出した、只野の勝率は僅か2%。
だけどこの場では、まさに今、幼い只野の友人が殺されようとしており、只野にはそれを見逃せるわけもなく…
そして、激しい戦いの火ぶたは幕を切って開けます。
未来の技術により圧倒的な力を得るKJ団統帥こと蘇我――対する、現代としては最新の技術を使ったスーツを着用した只野…
その激しい戦いは、山を削る勢いですらあった。
勝利するのは、果たして、蘇我の執念か、只野の復讐心か…。
その結末を見届けるのは貴方です。
1998年くらいのポリゴン感ばりばりのCGと、素材サイトから借りたイケメンキャラとの差がすごくてちょっとじわじわ来るんですが、ですがこのゲームのシナリオのめちゃめちゃ感からしたら大した問題ではないです。
やや文章に癖があって読みづらい部分もあるんですが、やっぱりシナリオがめちゃめちゃなのでそれも些細な問題です。
バッジ機能があるんですが、これは複雑な手順なく、読み終えるだけで取得できるんですが、現在、取得しているの、私と作者さんだけなんですよね…。みんな遊ぼうよ!!これ面白いよ!!ちょっとおかしい気もするけど!!!
完全なる悪役として書かれている蘇我ですが、彼の気持ちを考えると、ちょっと切ないゲームでもありましたね。
彼が殺戮者へと変貌したのにもきちんと理由がありますし、しかも、その殺戮のために、自分の時間を20年余りも犠牲にしてもかまわないという決意を持っています。
手段が非道なものであっただけで、彼は正義だったのでしょう。
自分たちの時代がああなってしまった原因を断とうとする彼は、未来の人間にとっては、英雄であるはずです。
しかしまさかの、待て!次号!な展開には驚いた。
…続編来ちゃうのか!?
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*画像は晴樹様「考古大戦ヤマタイウォーズ ~只野博士の復讐~」より

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