【PC/スマホ】瑠王一族【漲屋本舗】

【PC/スマホ】瑠王一族【漲屋本舗】【 瑠王一族 】

それは呪われし小刀。その刀の名は子救-こずくい-。強い怨念を刀であるはずなのに-救い-の名を持つ刀…。
瑠王という女性を母に持つ空也という陰陽師と、その伴侶である犬の魔獣である八束、そしてその息子の空。
子救の中の怨霊のため、復讐のために戦う空也、そして空也に殺されたはずのもう一人の空也…奇妙なキャラクター関係と、小刀に溜まってゆく怨念が複雑に絡み合う物語。
読了まで3時間以上を必要とする、市販ゲーム顔負けの設定と質を持つ、長編ノベルゲーム。

*未完成の作品になります
*残酷な殺人描写・死体の描写・流血描写などを含みます。

ティラノゲームフェス2018にて佳作受賞!!
おめでとうございます!!

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スマホを含むブラウザのほか、WindowsでDLプレイも可能です。


その小刀は、どす黒い血液が浸み込み変色していた。そのくせ、その刃は白く輝く…。
刀の名は、子救-こずくい-。怨念により力を持つ刀であるのに、その刀は「救い」の名を持っている。
子救は、誰かを救うためだけに、その力を発揮する妖刀だからだ…、その使用条件に例外はない。【PC/スマホ】瑠王一族【漲屋本舗】

ただしその力を使うためには、使用者は命を捧げる必要がある。
その代わり、愛する対象を救うためになら、人知を超えた強い力を発揮する、そんな妖刀。

妖刀-子救-を持つ陰陽師、周囲の人間に頼まれ、山神として崇められていた狗の魔獣を殺しに来ていた。
それまでは崇めていたはずが、雪が続き人々が苦しみ始めると、一転し、人々は自分たちを苦しませる怪異を起こす疫病神として、魔獣を扱い、それを殺そうと陰陽師に依頼したのだ
だが魔獣は、自分が殺されるというのに、陰陽師の持つ小刀が異常な力を持っているから手放すように、と、逆に陰陽師を心配して忠告してくる。
興が削がれ、陰陽師・空也は、魔獣を殺すのをやめ、魔獣・八束を連れて山を下りることにした…

物語が、そこから回り始める。


【PC/スマホ】瑠王一族【漲屋本舗】

ゲームには、画面にしおりのようなものが出てきます。
それを選ぶことで、それぞれのシナリオを読むことができます。
時系列にゲームがプレイできるわけではないため、もしかすると少しややこしく感じるかもしれませんが、複数の出来事が複雑に絡むこのゲームには、この形が最も適していたのだと思います。
しおりは1つ10~20分で読み終わります。短いものはありますが、基本的にはそこそこ長いものをじっくり読んでいくかたちになります。

【PC/スマホ】瑠王一族【漲屋本舗】

これは、空也と、彼の仕事を手伝うことになった八束、そして八束の後悔の物語です。
八束と空也は、いつしかお互いの間に愛情が生まれていて…、…だけど空也には、自分の師とすら戦い、八束を捨て、また自分の命を捨て、そして自分の子供を犠牲にしてでも、成し遂げなければいけない復讐がありました。

そして八束は、後悔を続けるのです。
どこで間違ったのかと、どこかで道を修正できなかったのかと。

八束のもとに、死んだ空也は、ゆがんだ形で戻ってきます。
失われたはずの愛情が戻ってきて、だけど八束にはそれにこたえるわけにもいかない理由があり…。

一方で、物語は、彼らが絵師の霊のもとへと尋ねてゆく話にもなります。
それは、子救の中の怨念のひとつが、助けた、愛するものを描く物語。

物語は、そのように、子救が助けた命と、子救に命を捧げた存在、その愛の深さを描き…
反面で、子救を利用して復讐を果たそうとする空也、そして空也を愛し付き従いつつも、苦しみ続ける八束を描きます。

ゲームは、画面上部に背景が表示されるだけで、キャラグラフィックやビジュアルシーンは全くと言っていいほどありません(主要キャラの外見が紹介的に一度表示されますが、それ以外はほぼありません)
ですが、巧みな文章力で物語がつづられるために、それをまったく欠点と感じさせないのです。
凝ったビジュアルがなくても、ビジュアルノベルは作れるというか…、文章力が巧みなために、想像力で補えちゃうんですよね。

テキストは、基本的にはかなりしっかりしたシリアスなものですが、キャラクターのやり取りなどのシーンには、ややギャグ調で明るくポップなテンポのものもあります。
そのギャップが、まるで少年漫画のようなノリで楽しいのです。

【PC/スマホ】瑠王一族【漲屋本舗】

ビジュアルシーンはないと言いましたが、ギャグシーンにはちょこっとだけあったりします。
このひとめっちゃしゃべるんですが、喋らせないと…、爆発し、上記の画像の通りのことになります。その後は一人でしゃべり続けますが放っておきましょう。

物語は、かなり端折り、ティラノゲームフェスに間に合わせるために作った、とされ、そのため「おれたちのぼうけんはこれからだ!」的な、ハラハラするシーンで終わってしまいます。
今後、完全版を連作として制作予定とのことで、楽しみです!
本当にこの作品は素晴らしかったです…八束かわいいようかわいいよう。


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*画像はジギーさま「瑠王一族」より

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