いい人すぎる灯は、過去にいいように使われて責任を負わされたことがあった。
そのときかばってくれたのが彼女、サエだった。
それからサエは灯にややきつく当たるようになる。
人が良すぎるのもたいがいにしろ、と…
そしてこの学校には奇妙なうわさがあった。
突然鳥居が現れるとか、放課後に一人でうろついている上級生とか。
…ふたりでうろついている上級生には会ったけれど。
ただ、一人の方がこの学校の生徒ではないようで、少し制服が違っていた。
その日、図書委員の仕事をしていた有希と、帰る時間がかぶった灯は、下駄箱のところで奇妙なものを目撃する。
…鳥居だった。
あの噂は本当だったのだ。
翌日、灯は昨日出会ったつばめと名乗る上級生に無理やり連行される。
そこにいたのは、やはり昨日出会った、少し違う制服を着た女生徒だった。
水月と名乗るその上級生は、自分が幽霊だと自称していた…
と、大まかに解説すればそんな話です。
三月は、とあることを未練として、学校にいつまでも残ってしまったといいます。
主人公以外にも三月が見える、サエや有希もオカルト部に引き入れ、三月の未練を晴らそうとしますが…？
幽霊が出るということで、オカルトだったり怖い表現があったりするのかなと思ってちょっと身構えてプレイしたのですが、お話は始終暖かく、ほっこりさせるストーリーでした。
私の覚悟を返せｗ
いいお話なのでぜひプレイしてほしいです。
個人的には有希ちゃんが可愛かったなー、読書マニア、頼りになります。
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*画像はモモモト様「幽明少女はユメを見る」より
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