コンパイルの製作チーム「オサルの軍団」によるコマンド選択式AVG。
人気が出て、シリーズ連載されることになりますが、この一作目はかなり短いです。
とりあえず、魔導師ラルバ総集編を持っている人は、そっちでいいと思います。
【魔導師ラルバ】
発売/開発:コンパイル
ジャンル:コマンド選択式AVG
収録ソフト:DiscStation#1(MSX)
対応ハード:MSX2/MSX2+
発売日:1988年10月8日
定価:1980円
レーティング:全年齢
魔導師に鎖で縛られた少女。
恐ろしい魔導師が蘇ると予言するオババ。
そして、光の剣の戦士。
物語は動き出す。
ストーリーとしては魔導師ラルバ総集編の第一話と同じです。
ただ、このように、「黄金のキーがあれば」…などと、総集編と比較すると、ヒントは多かったように感じました。
この女の子は総集編になってもあまり変わってないなあ。
獣人ばっかりのこの世界では、普通の人間に見える彼女は異質に感じます。
もちろん人気キャラ・ハーゲンダックも登場。
ここは心を鬼にしてジャンプキック!!
総集編と比較すると、ゲーム枠などのイメージが結構違いますね。
ゲームとしては、簡単なベーシックの命令のみで書かれており、「ベーシックでもこれくらいはできるんだぞ」という見本になっています。
同じようにベーシックで開発したゲームをコンパイルは募集しており、その投稿あて先は「ラルバ・ルンバ・ラルバ係」になってましたw
レビューするもなく終わってしまうほどの短編でしたが、ここから魔導シリーズにも続いたのかもしれないと思うと興味深い一作になっています。
あまり魔導師ラルバの設定は表に出ていないのですが(総集編のマニュアルに少々記載されている程度)、お話の整合性に問題があるため表には出さなかった裏設定があるとのこと。
気になります。
◆攻略
最短ルートです、話したり女の子にさわったりはご自由に。
↓
ハーゲンダックを「さわる」
↓
「ジャンプ」→「キック」
↓
まちへ行く
↓
すすむ
↓
とる
↓
もどる
↓
くすぐる
↓
こうえんへ行く
↓
わたす
↓
ひかりのけん×3
◆スタッフ
シナリオ:YONEMITSU
アート:P・DUCK
プログラム:SYUGYOU
スペシャルサンクス:BUNTTATA/SOY・BEAN/ZASH
米光うゑみぞの生放送によれば、コンパイルに遊びに来てた近所の専門学校生とわいわい作ったとのこと。
…ゆるい時代ですねえ…
*画像はすべてコンパイル「魔導師ラルバ」より
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