叔父に託された不思議なアイテム・ペンデュラム。
これを使い、古代の悪魔たちとお金で契約して、どんどん強くなれ!
クラスごとのスキルなどを習得して、使えるスキルが増えていくのが楽しいRPGです。
お金は大事だよ。
もとは2006年に発売されたゲームとのこと。
当時、購入してクリアまで遊んだはずなんですが、あんまり覚えてなかったw
【魔王カムパニー】
発売/開発:ジー・モード
ジャンル:フィールドRPG
対応ハード:ニンテンドーSwitch
発売日:2021年3月4日
定価:500円
レーティング:全年齢
冥界での暮らしに不満を抱いていたロキ。
ところが、今際の叔父に、ペンデュラムという不思議なアイテムを渡されて…
ロキ、アスモ、ヴェルゼ、三日憑(ミカヅキ)の4人は、ペンデュラムを手に、天界を目指すことになる。
ペンデュラムを使い、マンダラ界で上級悪魔と契約し、その力を「フォーム」として装備し、フォームごとに異なるスキルを覚えていく、というシステムが特徴的なフィールドRPG。
フォームシステム以外の部分は、一般的な見下ろし方のRPGですね、街で情報を収集してダンジョンに行き、ボスを倒して先に進む。
このフォームシステムが面白い。
まず、フォームごとに違った固定スキルが設定されています。
これらは戦闘中に使えるもので、二回連続攻撃とか、相手からアイテムを盗むものとか、個性あるものばかりです。
それに加えて、戦闘に使えるスキルをもう一個、習得したスキルの中から付けることが出来ます。
スキルは、戦闘でたまる「FP(フォームポイントかな?」を消費し、そのフォームごとに設定されたスキルを覚えていきます。
覚えたスキルはフォームを変更しても使えるため、サポート魔法が使える剣士、みたいなキャラクターも作れます。
また、スキルには、覚えるだけでステータスを上昇させるものもあるため、出来ればそちらも覚えたいところ。このゲームは素早さが高いととにかく有利なので。
戦闘は、敵味方入り混じって、速さ順に行動します。
素早さが高いキャラクターは、連続で二回行動することも出来ます。
素早さが早いといいと言うのはこれが理由で、このゲームの戦闘は、「敵にいかに行動させないか」がキモになってくるからですね。
画面右上に、行動の順番が出ていますので、次に攻撃してくる奴を優先的に倒したり、また、蘇生させてもすぐに敵の順番が回ってきた場合、またすぐに倒れてしまう可能性があるため、味方の順番が続くときに蘇生させて、回復アイテムを使うといい感じ、ということになりますね。
しかしこの戦闘システムが面白い! 厄介な敵でも足が遅ければ順番がなかなか回ってこないということになるので、倒す順番を考えるのがとても面白いのです。
ただし、とうぜん味方に足が遅いキャラがいると、順番が回ってきません。
回復役キャラでも、素早さを上げるスキルを覚えるために、一時的に別のフォームに切り替えるのも手かもしれませんね。
ゲームとしてはオーソドックスな見下ろし方RPGと言ったところ。
マップの端と端はループしています。
でもループのせいでちょっと迷いやすい…地獄も天界も意外に狭いんだな。
ちょっとエンカウント率が高めなのは、フィールドが全体的に狭いからかな?
ダンジョンに謎解きなどがないため、サクサク勧められますが、逆にいうと何の謎解きもないのでちょっと単調に感じられました。
話はシリアスではありますが、SFCのゲームのようにセリフが少ないため、ストーリーがやや唐突に感じられました。
テキストを増やすのは、当時の容量ではキツかったんかなあ…
あとヒントが少ないので、次にどこに行ったらいいのかが把握しづらかったですね。
懐かしさのある、面白いゲームでした。
まぁSFCっぽさもちょっとレトロ感があって悪いものではなかったし。
しかし上級悪魔の能力に癖があるので、フォームを選ぶの結構悩むなあ…w ま、そんなところも楽しいんですけどね。
ちなみに私のお気に入りスキルは「かすめる」でした。相手の所有アイテムを盗むやつw
でもこのゲームには防御がない上に「かすめる」の成功率は低いため、レアアイテムを盗む前に敵を倒してしまうことも。
あと「げいげき」ですかね。敵の攻撃を迎撃して無効にします。結構発動率が高いため、一人で生き残ってゲームオーバーを防ぐことが出来そう。
ワンコインで購入できますし、お勧めのゲームです。
公式ページへ。
公式ページには、当時低解像度でしか見れられなかったロキの画像などがあって感無量です…。
駿河屋あふぃ
*画像はすべてジー・モード「魔王カムパニー」より
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