FCソフト「NEO平安京エイリアン」に収録された、クラシック版の平安京エイリアンです。
「NEO平安京エイリアン」についてはまた後程。
うろつく宇宙人に対し、穴を掘ってそこに宇宙人を落とし、宇宙人が落ちた穴を埋めることで、宇宙人を退治する…という、斬新ルールの見下ろしタイプの固定画面アクションとなっています。
ここに収録されているのが何のバージョンなのかはわかりませんが、クレジットの追加機能があるため、アーケード版の移植なのかな? だとすると1980年稼働開始だと思います(開発されたのが1979年、稼働開始が1980年、らしいです。ウィキペディア調べ)
ここまで古いゲームとなると、このブログでも扱うのは珍しいかも。
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【平安京エイリアン】
発売/開発:コロンバスサークル/TSG(東京大学理論科学グループ)
ジャンル:見下ろし方固定画面アクション
収録ソフト:NEO平安京エイリアン
対応ハード:FC(ファミコン)
発売日:2017年9月7日(1980年)
定価:オープン価格
レーティング:指定なし
平安京の町にエイリアンが出没するようになり、人々の生活を脅かすようになった。
主人公の検非違使は、スコップを手にし、エイリアンを倒すべく立ち上がる!
画面は基本的に通路のみで構成されており、そこにランダムに赤色のエイリアンがうろついています。
何度かホリホリして大きな穴を掘り、待っていると、エイリアンが引っかかってくれるので、エイリアンが引っかかったタイミングで穴を埋めて、エイリアンを退治します。
ただし、中途半端な穴だと、ちゃんと引っかかってくれないのか、エイリアンが出てきてしまい… それを埋めに来た検非違使くんはほぼ必ず死ぬので、穴はちゃんとしっかり掘りましょう。5回ホリホリすることでちゃんとした穴になるようです。
最も、無差別に穴を掘っていくと、穴に囲まれてしまい身動きが取れなくなってしまうので、その点には注意が必要です。
自分の周囲に穴を備えつつも、逃げるときにはちゃんと逃げられるような抜け道を残しておくのは大事。
先述のとおり、エイリアンはランダムに移動するので、狙って掘った穴にうまいこと引っかかってくれないことも多いです。
かといって、追いかけて掘ろうとすると、近づきすぎてエイリアンに轢かれて昇天に陥ることも。
このやられ画面が何とも言えなくて好きww
いや…やられ画面なんだから好いてちゃだめなんだけどw
ちなみにこのゲーム、音楽はなく、ピコピコした効果音のみで構成されています。
まあ、時代を考えたらそうね、ってなりますが。
でも効果音のみというゲームも、それはそれで趣があっていいですね。
クレジットは大量に入れられますが、コンティニューがなく、死んじゃったらそこでおしまいみたいです。
平安京はおしまいです。あーさよなら平安京。君のことは忘れない。
これはProjectEggでも設定の問題なのか、もともとの平安京エイリアンがこうだったのかわかりませんが、キー配置がかなりトリッキーなので、かなり遊びづらいですね。
ジョイパッドの設定を変えて遊びましたが… ↑がY、↓がH、←がG、→がJ、さらには穴掘りがZという、かなり押し間違いでのミスが出そうな配置になっています。どうしてこうなった…?
まぁジョイパッドなら遊べるしいいんだけど…。
穴を掘ってエイリアンを埋めるという、見下ろし方固定画面ACTとしては、今見ても結構新鮮なルールではあるし、戦略性もあるのでかなり楽しいです。
とはいえ今見るとかなりシンプルなルールではあります。
逆に言えば、シンプルゆえに飽きがこない感じもありますが。
ただし当時は、高いゲーム性ということで評価されたみたいです。まあ1980年発売という時代を考えたら、こういった「遊べる」ゲームも少なかったのかもしれませんが…(もちろん、遊べるゲームが全くないわけではないです。パックマンやテキストベースのローグ、トランキライザーガンなど、私でも知っているゲームが同時期に出ているので)
まぁそんなわけで、名前くらいは聞いたことある人も多いんじゃないかな?
そして今回紹介しているコレも、名作ゲームとしてFCでも発売されたわけですが…うん、確かに面白い。
平安京エイリアンがテーブル筐体で稼動開始したのは1980年ですが、当時はテーブル筐体以外でも、LSIゲームなどもあったそう。
LSI版の内容は比較的原作に忠実だったとのことです。面白そうでいいなあ! そっちもちょっとやってみたい。
実際の開発は、東京大学理論化学グループにより、前年の1979年10月に発表されたものとのことです。
東大生が作ったゲーム!という触れ込みもあったようですね。
とりあえず発売は1980年なので、このブログ記事でもそういうことにしておきました。
いずれにせよ、ここまで古いゲームをブログで扱うことは今までなかったよねー、と思うとすごいな…、アクションゲームの元祖の一角ですよね。
このゲーム、グラフィックの差し替えと追加要素などにより、何度か、別ゲームとしての移植もあったみたいですね。
「キッドのホレホレ大作戦」というゲームとなり、そこからさらに移植されてドラえもんのゲームになったりもしたみたいです。
ほえー、ドラえもんかー! ちょっと興味深いですね。
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*以前こちらの記事にコメントいただいたのですが、Wordpressが一度爆発したために消えてしまいました。申し訳ないです…
*画像はすべてコロンバスサークル「平安京エイリアン」より
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