未知の惑星への墜落事件からややあって…
ホコタテ星へと帰還したキャプテン・オリマーでしたが、職場であるホコタテ運送は、後輩・ルーイの失敗により借金だらけの倒産の危機。
ところが、オリマーが息子へのお土産として惑星から持ち帰ってきた未知の物質が、オタカラとしての価値を有していたことが分かったのです。
あの惑星にもう一度戻り、オタカラを集めれば、この会社を救えるかも。
オリマーは、ルーイとともに、再度惑星へと降り立ちました。
このゲームは?
2004年にGCでリリースされた、「ピクミン」の続編。
前作で墜落した惑星に、もう一度向かい、今度はオタカラを回収するのが目的です。
前作とは違い、ゲームに時間制限がないため、ゆっくり遊べる作品です。
ちなみに続編らしく、ピクミンたちはオリマーのことを覚えており、すぐになじんで一緒に行動することができるようになります。
システム
基本的なシステムについては、前作の記事も確認していただきたいのですが、本作はそれをよりパワーアップさせたような作品。
試行錯誤を繰り返してクリアしていくパズル要素もあるアクションはそのままに、オタカラ集め要素や、ランダム生成の地下ダンジョンが追加されたりしています。
ただしこのランダム生成の地下ダンジョンが曲者でして…
・他シリーズのように「このギミックはどう解くのか?」という工夫がない
・失敗して繰り返し挑戦してもプレイヤーはうまくなることがない
などの理由で、私はどうしても地下ダンジョンを楽しいと思えず、コンプリートが出来ませんでした。
一方でこの地下ダンジョンでのスコア稼ぎに燃える人がいたりして、一長一短の特徴ではあります。
また、紫ピクミンおよび白ピクミンがオニヨンで増えず、地下ダンジョンでのみ増える、という点も、クリアを面倒なものにしています。
フィールドは、ルーイとオリマーの2キャラを切り替えつつ行動することができるようになったのですが、一緒に行動しつつも必要な場面になったらパーティを分ける、みたいなこともできて、これがなかなか面白かったです。
ただ迷子になったピクミンを回収するのに、オリマーからはぐれたのか、ルーイからはぐれたのかを把握しきれなくて、日没で犠牲になるピクミンが、前作より増えてしまったような気がします。悲しい…
オタカラ
このゲームで集めることが目的になっているモノです。
惑星に落ちているさまざまなモノが、オリマーたちにとっては価値のあるオタカラ。
さらには原住生物も回収することができます。
オタカラは、ドルフィン号初号機によって瞬時に価値を判断されます。
アイテムの名づけもユニークでいいですね。
オタカラの見た目は様々で、このようなゲームソフト(ディスクシステムですね)のような見た目であったり、さらにはお菓子やソーセージなどの食べ物、瓶のふたなどのコレクションになり得るものなど…
しかし地下で砂に埋まっている食べ物って…価値があるんでしょうか。オリマーはたまに味見しているみたいですが(作中のオタカラについてのコメントより
面白いのが、我々プレイヤーには「入れ歯だな」と思うものが、小さな生き物であるオリマーたちには巨大な生物の顎の化石に見えるなどの、面白い分析がある点。
そういった点も楽しんでオタカラ集めをするといいでしょう。
新しいオタカラを見つけるのがとても楽しみになります。
オタカラが近くにあると、レーダーが反応します。が、このレーダーも最初は利用できず、回収したオタカラを改造して作ったものという扱いになっています。
ピクミンについて
これについても前作の記事を見てほしいのですが、オリマーが名付けた、故郷の「ピクピクニンジン」に似た、二足歩行する植物と動物の間のような特徴を持ったイキモノです。
リーダーに付き従い、物を押したり運んだりなどをする性質があります。
今作では、前作の「赤」「黄」「青」のほか「紫」「白」の二種類のピクミンが追加され、さらに前作とはピクミンの特徴も多少異なってきています。
なお、今作では、ピクミンの芽が出てから引っこ抜けるまでの時間が、前作よりも少々短時間化されています。サクサク進められるようになってありがたい。
赤ピクミン
炎に強いピクミンで、鼻のようなものが顔にある。
特徴は、炎に強い以外にも、攻撃力が高いのだけど、これは鼻がある分強い、らしい。えっつまりこの鼻、原生生物に突き刺さるくらい固いってこと!?
ただし今作では、紫ピクミンを連れ歩いたほうが戦闘では有利なので、ちょっと不遇なピクミンなのであった。
黄ピクミン
電気に耐性を持つ、耳のようなものがあるピクミン。
前作で扱っていた「バクダン岩」は今作ではオミットされたため、その特徴もなくなったものの、投げると大きく飛べる特徴は健在。
また、電気の流れるトラップなどを壊すことができるようになりました。電気に強そうな見た目をしているのに前作ではその特徴がなかったってのもちょっと驚きではある。
青ピクミン
水の中でもおぼれない特徴を持つ、口のようなものがあるピクミン。
実はこの口に見えるものはエラで、ここで呼吸をしているらしい。
一見して特徴は少なく見えるものの、行動範囲が広いという一点でとても頼りになります。
紫ピクミン
頭に毛のようなものがわずかに生えている、太っちょのピクミン。
力持ちで、かつ重いという特徴があり、ほかのピクミンの10倍の力を持つ。
体重があるため、投げると落ちた地点の周辺に衝撃破を発生させ、一瞬、原住生物の動きを止めることができる。そのため戦闘には頼りになる。
また、その重たさは、風などを放ってくる原生生物にもピクリともしないという特徴としても表れる。ただし重いため、投げても高く飛ばないようです。
オニヨンを所有せず、地下の「ポンガシグサ」にほかの色のピクミンを投げ込むことで、紫ピクミンに変化させる、という増やし方になる。
白ピクミン
大きな目が特徴のピクミン。
少し小柄な見た目だけど毒があり、白ピクミンを捕食した原住生物の体力を大きく減少させる。
また、白ピクミン自身にも毒に耐性がある。
大きな目は、物を見つけることに特化しており、埋まっているオタカラを見つけ出すのが得意。白ピクミンがいないと見つからないオタカラもある。
紫ピクミンと同じく、オニヨンが存在しないため、ポンガシグサで増やす必要がある。
グラフィック
グラフィックのきれいさは前作程度ではありますが、ステージが一新され景色が大きく変化していること、時間制限がないためにゆっくり景色を眺められること、という点で、風景の印象が記憶に残る作品になりました。
一方で、地下にこもっている時間が長いゲームであるということで、地上の景色を想うように眺められないという欠点もはらんでいます。
何とももどかしい。
地下は暗い場所が多いため、あまり地下の景色は印象に残らないんですよね。
ストーリー
生きるか死ぬかの瀬戸際だった前作もシナリオはほぼありませんでしたが、今作もやっぱりシナリオらしいシナリオはありません。
ただし、社長や家族からのメールが届いて、向こうの様子が知れたりするという要素があり、オリマーが奥さんの尻に敷かれているのがわかったり、社長の生活が切羽詰まっていったりするのがなかなか面白かったです。
一方で、社長のイヤミが嫌だったりして、人間社会キビシー!という気持ち。
なお、オタカラを全部集めると、このゲームのシナリオの裏、ルーイの秘密が見られるらしいのですが、私は見られていません。未コンプだからね。
評価・まとめ
ユーザーによって大きく評価が分かれるような作品だということですが、私としては星三つというところ。
のんびりオタカラ探し(社長的にはのんびりしていてほしくないだろうけどw)というのは楽しかったのですが、やっぱりランダム生成の地下がつらく、また紫ピクミンが数多く必要になるのに増やしづらかったりと、どうしてもコンプリートには至りませんでした。
まぁソフトは手元にあるわけだから、いつでもまた再チャレンジできるし、またやりたくなったらやればいいかな、という感じで。
嫌いな作品ではないですよー、ただまあ合わないところはあったかな、くらい。
リンク
ピクミンガーデン(シリーズ公式)
*画像はニンテンドー「ピクミン2」より


駿河屋あふぃ
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